ニュータウン

昭和時代に造成されたニュータウン。勤務先は東京で、ちょっぴり通勤は大変だけれど、ちょっと足を伸ばした郊外にだったら自分の家を持つことができる。ここは憧れの楽園ニュータウン

 

僕の中のニュータウンというのはそういうイメージ。そして今住んでいるこの町もニュータウンなのです。昭和時代の終わり頃、働き盛りの世代が大量にやってきた町。今はもうそれから30年以上経って、子供は育って東京へ。働き盛りだったお父さんたちは退職して悠々自適な老後ライフ。

 

しかしながら、空き家は増えても新しい若い世代はなかなかやってこない。時は令和のタワマン時代。今働き盛りの世代は、もう少し東京への通勤が楽な、東京近めの郊外でタワマン暮らし。或いはこのニュータウンの近場にできた、ここよりはもう少しだけ便利なNewニュータウンへ。

 

という事でこの町にはシニア世代がとても多い。赤ちゃんを連れて歩いていると声をかけられることも多いし、とてもありがたがられる。

「この町に住んでいるの?」

「ちょっと触らせてもらって良い?」

「ありがたやありがたや」

そんなニュータウンでの子育ての日々です。