日が落ちるのが早い

日が落ちるのが早い。

 

17時過ぎにはもう暗い。次男が生まれてからそのお世話もあるので、なかなか早めに長男と出かけるということができない。昼食は終わって、気付くと15時を回っていて、なんやかんやしていると16時半のメロディが鳴り、ようやく出かけようと思うともう17時前…という事が結構ある。

 

夏ならばまだ明るいのでそれでも良いのだけど、今はそういうわけにもいかない。出かけて数分で暗くなってしまうので、まだまだ遊びたい息子にもう帰ろうと働きかけざるを得ない。少し不完全燃焼気味の長男。

 

そんなこんなではあるものの出かけてみたら、なんだかいつものバス通りが騒がしい。若者数人でスケボーを楽しんでいて、車道側では選挙の追い込みか、のぼり旗を手で持った活動員たちが車道を通る車に向かって手を振っている。のぼり旗には「チャレンジ」とか「未来へ。」とか書いてあるのだけれど、党名や候補者名については一切記載されていない。なんかそういうの書くのまずいんだっけか??

 

あたりがだいぶ暗くなってきたところで、スケボー青年達や活動老人達は去って行ったのだけど、今度は何やらカメラなどの機材を準備している二人組が現れた。YouTubeか何かかしら?と思っていたら、二人組が横に腰掛けていたいつも見かけるおばちゃんに声をかけてインタビューを始めた。息子と遊びつつも耳をダンボにしていたら、どうやらこの町がとある企業の調べで幸福度の高い町になったので、それをネタに取材しにきた某夜更かし番組のインタビュー撮影だった。

 

声をかけられたら面白いなーと思いつつ少し見守っていたのだけど、幸福の権化とも言える我々に声はかからなかった。まあなんの面白みもないものね。。。

 

あたりは既に真っ暗になりつつあったのだけれど、いくら声をかけても息子は帰ろうとしない。一体どうしたら帰ることに前向きになってくれるだろうか。今日もあの手この手で息子がその気になる伝え方を考えてみる。